ビットコインカジノは違法なのか!?

ここ最近多くのオンラインカジノがビットコインでの入出金に対応するようになってきました。しかしビットコインは法定通貨ではないということもあり、その運営や利用に違法性を感じるという方もいるでしょう。

そこでこの記事では、ビットコインでの入出金ができるオンラインカジノの違法性について、詳しく解説しています。今後ビットコインを使ってオンラインカジノでプレイしたいと考えている方は、是非参考にしてください。

ビットコインカジノの利用に違法性はない

結論から言えば、ビットコインでの入出金が可能なオンラインカジノに違法性はありません。

通常のオンラインカジノと特に大きな違いはない

オンラインカジノはきちんと公的なライセンスを取得して運営していれば合法です。ライセンス発行国としては、マルタ共和国やオランダ領キュラソー島、ジブラルタルなどが有名ですね。

これはビットコインの利用が可能なオンラインカジノについても同じことです。ライセンス情報については、オンラインカジノ各社のホームページで必ず公開されています。違法性に不安がある方は、必ずチェックするようにしましょう。

過去にオンラインカジノが問題になった事例

過去にはオンラインカジノの利用者が、逮捕されたような事例もあります。

例えば2016年3月には、スマートライブカジノでプレイを行った日本人プレイヤー3名が逮捕されたという事件がありました。

スマートライブカジノは外国企業が運営していたものの、日本人専用と思わしきテーブルが開設され、そこで3人がプレイしていたことが違法に当たると判断されたため、逮捕された次第です。

また、同年6月にはドリームカジノというオンラインカジノの運営者5人が逮捕されるという事件もありました。

これはドリームカジノが実質的に日本の企業により運営されていると判断されたためです。日本でオンラインカジノを運営した場合、刑法第186条の規定により、常習賭博罪として違法にあたります。

上記と同じような状況に該当する場合には、オンラインカジノの利用が違法になる可能性もあります。しかし、ビットコイン対応のオンラインカジノの多くは、いずれにも抵触していません。一般的に日本語対応をしているオンラインカジノであれば、違法性なく利用することができます。

不安な場合には、オンラインカジノのHPに記載されている運営企業の住所を確認してみるようにしましょう。

例えばカジノエックスの住所について調べてみると、きちんと実体がありました。

ビットコインカジノの利用が違法になるケース

ビットコイン対応のオンラインカジノの利用は、原則として違法に当たりません。しかし、いくつかのケースにおいては違法と見られることもあります。

特に以下で紹介する3つのケースには該当しないよう、気を付けてください。アカウント停止や凍結のみならず、法律で裁かれてしまう可能性もあります。

利用規約で禁じられている国や地域からの利用

オンラインカジノ各社は利用規約により、特定の国や地域からの利用を禁止しています。その禁じられている地域からオンラインカジノを利用した場合には、違法になる可能性もあるので注意してください。

いくつかのオンラインカジノについて、具体的に禁止地域として規定されている国を紹介します。

カジノエックス

利用規約4.4により、以下の国や地域が禁止地域として定められています。

アメリカ/スペイン/イタリア/フランス/イギリス/スウェーデン/デンマーク/ドイツ/ラトビア/ポルトガル/ハンガリ/ベルギー/オーストラリア/スイス/スロバキア/デンマーク/オランダ/チェコ共和国/台湾/香港/マカオ

ベラジョンカジノ

利用規約2.1.5により、以下の国や地域が禁止地域として定められています。

アメリカ/オランダ/フランス/オランダ領西インド諸島/キュラソー島

ライブカジノハウス

利用規約2.1.2により、以下の国や地域が禁止地域として定められています。

フィリピン/アメリカ合衆国/香港/台湾

ビットカジノ

利用規約3-3により、以下の国や地域が禁止地域として定められています。

アメリカ合衆国(アメリカ領土/軍事基地および地域を含む)/オーストラリア/イギリス/エストニア/オランダ

不正に得た資金を元手に行うマネーロンダリング(資金洗浄)

麻薬関係の犯罪などを通じて、不正に得た資金のマネーロンダリング目的でオンラインカジノに入金することも当然違法行為にあたります。

オンラインカジノの利用規約においても、マネーロンダリングは厳に禁じられているので注意してください。

ベラジョンカジノは、疑わしい決済が行われた場合にその取引を管轄地域の当局に報告するものとされています。

税金の未申告

オンラインカジノで稼いだ勝利金は「一時所得」に該当し、毎年申告及び納税を行う必要があります。この申告を行わない場合、脱税の罪に問われる可能性もあるので注意してください。

ただし、オンラインカジノの勝利金をビットコインウォレットに出金した後、銀行口座に送金していない場合には、その勝利金を利益に計上する必要はありません。

オンラインカジノの決済にビットコインを利用する場合には、ビットコインウォレットから銀行口座に送金した時、初めて利益計上すべきものであるということを頭に入れておきましょう。

また、年間の利益額が50万円未満の場合も申告は不要です。

【総まとめ】日本でオンラインカジノは違法なのか!?

最後に、日本におけるオンラインカジノの違法性の有無についてまとめます。

インカジは違法でオンラインカジノは法律的にグレーゾーン

カジノ関連で100%違法になるのがインカジの利用です。雑居ビルの一室のようなところで開かれているカジノ場はインカジの可能性が高いと言えます。運営者はもちろん、利用者も罪に処されますので注意してください。インカジ店の摘発は年がら年中行われています。

リアルタイムで現場にいなかったとしても、利用記録や監視カメラ等から、後で逮捕される可能性があります。

一方でオンラインカジノの利用を違法と見なす法律はありません。また同じく合法と見なす規定もありません。そのため、オンラインカジノの利用は法律的にはグレーゾーンとなっています。

しかし、多くの日本人プレイヤーがオンラインカジノを利用している一方、逮捕事例がほとんどないことから、限りなく合法に近いと考えて問題ありません。

インカジが違法な理由は賭博罪が適用される

インカジが違法なのは、刑法に規定されている賭博罪や常習賭博罪が適用されるためです。刑法の185条及び186条では、賭博について以下のように規定されています。

第185条 賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処せられる

ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは不処罰とされている

第186条 常習として賭博をした者は3年以下の懲役に処せられる

2 賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処せられる

特にインカジが抵触するのは第186条の2の規定です。常習的に賭博ができる空間を提供していることで、その運営者は常習賭博罪の対象となります。

オンラインカジノは賭博罪が適用できなかった不起訴の事例

記事の前半で「スマートライブカジノの利用者3人が逮捕された」という事件を紹介しました。その話には続きがあります。3人中2人は略式起訴を受け入れたのですが、納得のいかないもう1人のプレイヤーは、徹底的に無実を主張することにしたのです。

その結果、当該プレイヤーは「不起訴」を勝ち取りました。つまり、オンラインカジノの利用に違法性はなかったということが証明されたということです。

最終的に不起訴に至った理由としては、運営会社及びサーバーが海外にあるため、オンラインカジノの利用は実質海外でのオンラインカジノのプレイにあたると判断されたことが挙げられます。日本人がマカオや韓国に旅行に出かけて、現地のカジノで稼いできたとしても、帰国後に逮捕されることはありませんね。

オンラインカジノの利用も、それと同様の行為であるという判断が下ったという訳です。

注意)SNSやユーチューブなどでのオンカジ勝ち自慢は危険!警察が監視の可能性もある

既に説明したように、オンラインカジノの利用の違法性は薄いとは言え、完全に合法とまでは言い切れません。そのため、声を大にしてオンラインカジノを利用していることをアピールしない方が賢明です。

オンラインカジノで大勝すると、ついつい嬉しくなってSNSやYouTubeでの勝利報告をしたくなる気持ちも分かります。しかし、前述のスマートライブカジノ事件ではそれが逮捕のきっかけにもなったように、警察の監視対象になっている可能性があるためです。

結構オンラインカジノでの勝利報告をしているプレイヤーも多くいますが、少なくともカジノが完全に合法化されるまでは、コソコソと利用するに留めておくのがおすすめです。

まとめ

この記事ではビットコインが利用できるオンラインカジノの違法性の有無について解説しました。結論としては、ビットコイン決済が可能なオンラインカジノも、通常のオンラインカジノと同様にきちんとライセンスを取得していれば違法性はありません。

しかしオンラインカジノの利用自体を合法とする規定や公式な見解もないため、現状はグレーゾーンと言えます。

また以下のようなケースに該当する場合は、違法と見なされる可能性もあるので注意してください。

  • インカジ店の利用
  • 禁止地域からの利用
  • マネーロンダリング
  • 税金の未申告

余計なトラブルに巻き込まれないようにするためにも、健全な利用を心がけるようにしてください。

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